日本史学習は流れの把握→暗記!
こんにちは。ともです。
前回の記事では慶應法学部の日本史の入試配点や形式を確認しました。これらを確認することの重要性は前回説明した通り、どのような勉強法や計画を立てることが最も効率が良くなるのかを見つけることでしたね。
前回の記事はリンクを貼っておきますので、是非そちらをご覧になってから本記事をご閲覧ください!
そこで、今回からは具体的にどのような勉強をしていけば慶應法学部の日本史の問題で合格点が取れるのかを伝授します!
1.本記事の概要
今回は「日本史」という科目はどういう科目で、どのような勉強法をしていくことで最短で合格に近くことができるのかを紹介します。
「慶應法学部に行きたいけど、どのような勉強法で日本史を進めていけばいいかわからない…」
「参考書は買ったけど、どの参考書からやればいいかわからない…」
こうした悩める受験生は、是非今回から数記事に渡って紹介する日本史の勉強法や参考書を参考にして自分の学習に生かして見てください!
2.日本史の学習は流れの把握→細かい語句の暗記が王道!
前回の記事では、「慶應法学部の問題はマーク式で語句が問われる問題のため、語句を覚える勉強を中心にやりましょう!」とお伝えしました。
しかし!
受験生に勘違いして欲しくないのは、日本史の語句だけを単純に丸暗記すれば良い訳ではないということです。
例えば、徳川家康!伊藤博文!などの語句を他の知識や情報との関連性なしに覚えても全く点数をとることができないのです。
そうではなく、徳川家康はどういう背景や契機があって将軍になりどのような政治を行ったのかなど、あらゆる知識と関連づけて語句を覚えることが大切です。
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日本史全体の流れを把握してから、細かい知識を暗記することが日本史で得点を取る上で重要なのです!
イメージとしては、流れの把握は木の幹で細かい知識は葉っぱですね。もちろん木も幹がなければ葉っぱをつけることができませんので、日本史でも流れの把握で太い幹をつけてから知識という葉っぱを実らせていきましょう!
2-1.日本史全体の流れの把握
「さっきから日本史全体の流れの把握が重要って言ってるから、それが重要なことは分かったけど、具体的にどうやって勉強していけばいいの?」
こうした感情を抱いた受験生は多いかと思います。僕も受験生時代に日本史の学習を始める際に、「まずは流れの把握からだ!」と先生に言われたものの、具体的に何すればいいんだよって思っていました笑
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教科書を何度も通読して、日本史の各出来事の因果関係や背景を把握する!
これに尽きますね。なぜ、応仁の乱が起こったのか、その背景にはどういった政治的事情があったのかなどを把握することです。
ここで重要なことは、流れの把握が目的なので、その事件や出来事に出てくる細かい人名などは性格に把握する必要はないことです。
→受験生の中には、一度で流れの把握と語句の暗記をしようとする人もいますが、そんな一度で暗記できるほど日本史は簡単な科目ではないので、この段階では流れを把握することに重点をおきましょう!
2-2.細かい知識の暗記
日本史の学習では、様々な出来事の因果関係や背景を把握すること、即ち、流れを把握することから始めると言いました。
全体の流れを把握したら、各事件や出来事の細かい人名や地名などの暗記を行って行きます
→日本史と言えば、このような勉強のみをやればいいと考えていた方も多いのではないのでしょうか?
もちろん暗記要素が強い科目ではありますが、日本史学習の第一段階は知識の暗記ではなく全体の流れの把握なのです。
この第一段階を踏まずに、語句の暗記だけを行おうとしてしまうと、断片的な知識になってしまって慶應や早稲田といった超難関大学の入試には対応していくことは難しくなります。
3.まとめ
いかがだったでしょうか?日本史学習を始めるにあたって、2段階を意識していくことが重要だと言いました。
- 日本史全体の流れを把握する
- その流れをもとにして、細かい知識を暗記する
この2段階でしたね。
どんな難関大学でも、この順序に従って学習することが合格への近道になります!
次回は、この2段階を意識して慶應法学部に合格する為に、まずは日東駒専レベルの日本史で得点をとるための勉強法と参考書を紹介します!
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